花粉症について | たけなか眼科

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花粉症について

今年も花粉症の時期が近づいてきました。花粉症になると、アレルギー性結膜炎を生じて、眼の強いかゆみを生じます。結膜は充血し、形も変化を起こします(写真1)。

多くの方が、花粉症に悩まされていますが、花粉症の患者数はどのくらいだと思いますか?住民基本台帳と、花粉症検診の結果をもとに東京都で調査した結果、なんと48%の方がスギ花粉症であるとの結果でした。48%というのは、必ずしも治療を必要としない軽症の方も含まれていますが、それにしても非常に多いという印象を受けます。

花粉症の治療は点眼薬、点鼻薬、内服薬などが主な治療となりますが、皆さんはいつごろから治療をはじめていますか?多くの方は、症状が出始めてから薬を使い始めるのではないかと思います。点眼薬には、抗アレルギー薬とステロイド薬の2種類を主に使いますが、抗アレルギー薬は使い始めても、すぐには作用を発揮しません。開始して2週間くらいで効いていきます。今年も広島では2月中旬以降にスギの発散予想が出ていますので、1月下旬から使い始めるのが、おすすめです。症状が強い方にはステロイド薬を使いますが、眼圧が上がるなどの副作用に注意をして、使用する必要があります。

花粉症がある方は、症状が出る前の初期治療をおすすめいたします。

写真1

たけなか眼科院長  竹中丈二

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